日光の木

日光市は栃木県北西部に位置しています。
夏季の多雨多湿と冬季の冷涼な気候が良質な木材、主にスギ、ヒノキを産出しています。
日光の木は通直性に優れていて真っ直ぐ上にのびていきます。太さも均等で節のないことも特徴です。
また、シミや腐れ、もめ、目回り、虫害などの欠点が少ない優良材ですので建築資材として広くご利用いただいています。

近年、『木』特有のあたたかみのある空間づくりや森林資源の活用につながることから、木を多用した大型建築や公共施設が注目を集めています。
日光の木でも都市の木造建築にご利用いただけるように従来の3〜4mの一般建築材だけでなく、非住宅の建築にも使用できる4m超えの長尺材(7m、8m程度)、幅広材などに対応しています。

日光の木は枝下が長いため1番玉から3番玉まで判別不能なほど完満で節の少ない優良材が採れます。
また、丸太の側面にならって製材する『鴨居どり』と言われるような製材を得意とする工場が多く、木の目の美しい板目、柾目を化粧材としてお使いいただけます。この中目材を積極的にお使いいただくことで、中目材の価値が高まり、経済的にも森や山に還元することができます。

・木質バイオマスの利用推進
木質バイオマスについて：林野庁

・セルロースナノファイバー
セルロースナノファイバー：環境省

・CLTの活用
CLTについて：内閣官房